やっぱ麻雀向いてない

麻雀向いてない人が書く麻雀回顧録

モニタ探し

人間誰よりもツイてないと思いたい時がある。

麻雀とか運要素が入るゲームをやっていればなおさら。

 

シンガポールに行ってBJで2850シンガポールドル負けて、

翌々日に似非麻雀で+500から−300へ大転落し、

家帰って天鳳やればリーチが全部空振りして1200pt溶ける。

 そりゃモニターも壊しますわあ。

 

ということで10年弱愛用してきた三菱のディスプレイが天へ召された。

流石に反省している。物は大事に扱います。

 

まあ新しいモニタが欲しいと思っていたので、モニタを探すことにした。

 

今まで使用していたモニタは23.8インチのフルHDモニタ二枚。

横に並べて使っていたのだけれど、やはり左画面と右画面の視線移動が疲れる。

ただフルHDモニタ一枚では作業領域がさすがに狭い。

 

研究室に28インチ4Kモニタが支給されていて、これがなかなかによい。

ただし、解像度を4Kのまま使うのは流石に無理。文字が小さい。

研究室では少し解像度を下げた2880×1620(WQHD+?)で使用している。

従って今回は、この解像度に近いWQHDと呼ばれる2560×1440ピクセルのモニタを探してみることにした。

だらだら書いたので、太字だけ読めば要点抑えられる。

 

購入候補は4つ。

 

結局BenQのモニタをポチった。

では何を基準に選定したのか?

 

 

 

性能について

・応答速度

画面の色が「黒→白→黒」と変化する際にかかる時間。

これが早いと高速に動く物体をブレずに映すことができる。

だいたい5ms以下であれば問題ないかと。12msぐらい遅いとスクロールすると違和感があるかも?

ちなみに「黒→白→黒」の変化はモニタの特性上、時間がかからないらしい。従ってGtG(Gray to Gray:中間色から中間色への変化)の時間を確認したほうが良い。

・リフレッシュレート

モニタの画面の描画速度。単位はfps(frame per second)だったりhzだったり。つまり一秒間に何枚の画像を表示しているか。

テレビは30hz。一般的なPCでは60hz。ゲームをやりたいなら144hzだったり。

でも60hzで十分です。

 

上記二つは主にゲームをやるときに注意する性能。以下はゲーム以外の用途でも気にしておきたい箇所。

・台座(ピボット機能等)

画面の角度や高さの調節のしやすさはモニタによって異なる。

最低限どのモニタにも上下に角度調整するチルト機能はついてる。

次についてる機能としては、高さ調節機能。上下にモニタをスライドすることができる。

一番注目したいのは、マルチモニタする時に便利な画面を90度回転可能にするピボット機能。縦画面にしたいときに気軽にできるのはよい。

ちなみにモニタアーム使うって人は後述のVESA規格があるかさえ確認すればおk。

・ベゼルの厚さ

スマホのiPhoneXで話題になったベゼルレス。モニタでもある。モニタではスリムベゼルとか呼ばれてる。

スリムベゼルの恩恵が得られるのはやはりマルチモニタする時。隣のモニタと間隔なしでくっつけられるのはとてもよい。

別に一枚のモニタならベゼルが厚かろうといいのだろうけど、一度スリムベゼルを体験すると厚いベゼルが鬱陶しく感じる。

・VESA規格への対応

Video Electronics Standards Association。略してVESA。

この規格があるモニタには、背面のどこかにネジ穴が正方形の頂点を位置取るように空いている。

これがあればモニタアームで吊り上げることができる。

アームを使うことを考えている人は必須の規格。安物にはついてないことがあるので注意。

フリッカーフリー機能

フリッカーとは、光源がチカチカ点灯している状態。蛍光灯とかでよくあるやつ。

よくモニタをカメラで撮影しようとすると、カメラ画面でチラつきが発生してるけど、それ。

このチカチカが目につかれるのでこのフリッカーを無くす機能。

フリッカーは輝度レベルが低いときに現れやすいそう。常に輝度0で使用してる自分は気づいていなかったので関係なさそう。

BenQにてフリッカーについて述べてあるので、詳しくはBenQ Flicker-freeを参照。

HDR

High Dynamic Rangeの略称。暗い部分と明るい部分を両方描画することができるすごい技術。よくわからないけど。メーカーの説明ページを見るとすごい技術っぽい。

ただ残念なことに、HDRコンテンツが普及していないのでそこまで恩恵にあずかれない。

将来的に普及していくことを祈りましょう。

 

 

あとは液晶の駆動方式とかあるけどIPSでおk。別にTNでもいいけど。

ただこのISPは日立が特許をとっているらしく、同じような技術を使っていてもIPSパネルと名乗れなかったりするらしい。

上に載せたI-O DATAのモニタはADSパネルだけども、IPSパネルとほとんど同じ性能らしい。なので、IPSかADSにしとけばおk

 

 

品質について

モニタに品質なんかあんの?映ればかわらんでしょ?

って長年思い続けてたし、今も変わっていないつもり。

ただいくつか留意すべきところがあるので一応挙げておく。

ドット欠け

これは有名。モニタは一つ一つのドットが色を出して映像を描写しているけども、モニタにあるドットのいくつかが光らなかったり、逆に勝手に光っていたりすること。

フルHDであれば1920(縦)x1080(横)x3(赤緑青) =6220800個の素子があるわけで、6220k個全てに不良がない状態ってのはなかなかに難しい。

逆に言えば、23インチぐらいのモニタに6220kの素子があるわけで、そのうちの1個がついてなかったとしても気づかないのでは?という感じ。

一度気づくとなかなか目に映って気になっちゃうらしいけどね。自分は幸運なのかドット欠けに気づいたことがない。

安価なモニタはドット欠けも仕様のうちだが、少し値が張る商品はドット欠け初期不良に入れていることがある。ただし、n個以上のドット欠けがあればという条件があるよう。

 

・色ムラ、輝度ムラ

文字通り画面内で色や輝度にムラがあること。輝度ムラは黒画面を映して輝度を最大にするとわかるらしい。色ムラはあんまわからん(そういうのに出会ってないから?)。

色々な商品のレビューを見ると、ベゼルが狭い商品には画面端の輝度にムラがありがちみたい。四隅が暗くなりがちらしい。なのでスリムベゼルを買う方は輝度ムラに注意。

 

品質については、値段が高い商品は(保証も含めて)品質も高い安い商品は工場出荷のときにチェックしているかも疑問なレベルの初期不良があるよう。

 

 

値段について

amazonでWQHDモニタ(主に27インチ)を調べてみると最安値は¥31,000ぐらい(2018/03/24時点)。

一番多い価格帯が¥40,000弱から¥50,000強。

23インチフルHDみたいに需要があるほうではないので、生産数が少ないからか値下がりしにくい。4Kモニタも市場に浸透してきてるしWQHDはマイナー感は否めない。

と思いながらamazonで調べていたら韓国のよくわからんメーカーのモニタを見つけた。 

むむ、現時点で¥28,060。安い。ベゼル狭すぎ。VESA規格対応してるっぽい。

並行輸入品なので、トラブルがあったらメンドイけど普通に買えば40k以上しそうな値段なので買いたくなるが、もうBenQをポチってしまった。今後の参考にしておこう。

 

 

総合評価

金があるならEIZOFlexScanを買う。悩む必要はない。安心して最強のディスプレイを使えば良い。

次点でDellのモニタ。高いけどだいたいの機能も備えていて品質もよい。EIZOと同じく輝点保証あるし。

金がないので上記二つは諦めて一番安いI-O DATAの安物モニタで我慢しようと。まあ必要な機能は揃えてるし。

じゃー買うかーと思ったら在庫がないようで届くまで1〜4週間かかる様子。こりゃ困った。

ということで消去法でBenQになりました。ありがとうございます。

別にBenQが悪いわけでもないんだけどね。ちょっとベゼルが厚すぎてちょっとダサいだけよ。

と思って商品ページに行ったら1割引きクーポンがあってI-O DATAのモニタと値段かわらんかった。

 

結局モニタなんて映ればいいんだから安いの買えばええんや!!